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フォレックス・ディーラー物語

【松田哲の独断と偏見の為替相場(会員限定版)】

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[2008年12月04日](Vol.104)

いつもご購読ありがとうございます。松田哲です。

『松田哲の独断と偏見の為替相場(会員限定版)』をお送りします。

今回の配信は、木曜日の定期配信分です。

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●本日(12月04日)は、欧州時間に、

ポンドの政策金利とユーロの政策金利の発表があります。


●BOE(Bank of England:英国中央銀行)の政策金利発表の時間は、

12月04日東京時間21:00。

その予想は、1.00%の利下げです。

現在のポンド金利は、3.00%ですので、2.00%になる、

と事前予想されています。


●ECB(欧州中央銀行)の政策金利発表の時間は、

12月04日東京時間21:45。

その予想は、0.50%の利下げ、または、0.75%の利下げです。

現在のユーロ金利は、3.25%ですので、2.75%、もしくは、2.50%になる、

と事前予想されています。


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以下のコメントは、

昨日の不定期配信分[2008年12月03日](Vol.103)の書き直しです。

BOE、ECBの政策金利の引き下げは、

事前予想で、かなり織り込まれているはずです。

現時点では、与件の変化がありませんので、

昨日のコメントにも、加えるところがありません。

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●すでに、「クリスマス相場」に突入しています。

クリスマス相場の体制を取り、ポジションを取らずに、のんびりする、

それも戦略です。

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◎ドル/円(USD/JPY)
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ドル/円は長期スパンで見ると、

2~3年周期の「大きな上昇トレンドの期間」と

「大きな下落トレンドの期間」を繰り返している。

ドル/円は、現在、「大きな下落トレンドの期間」にある。

2008年3月から8月にかけて、

ドル/円は、95円台から110円台までのリバウンド(調整の反発)を見ている。

しかし、8月の110円台から急落して、10月には90円台を見ている。

それまでの安値、3月に付けた95円台を下に抜けたことで、

ドル/円が、「大きな下落トレンド」にあることを再確認している。

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[2008年12月03日]ドル/円(USD/JPY)[日足]

http://smatt.tonosama.jp/2008Dec03-2.html#USDJPY-Daily-2008Dec02

12月初旬の現在、ドル/円は、『三角持ち合い(ウェッジ)』を下に抜けた。

『三角持ち合い(ウェッジ)』への対応(セオリー)は、

『放れた方に付いて行くこと』。

だから、「ドル売り円買い」のスタンス。

上記チャートの【A】のゾーンで、いったん利食いを行い、利益を確定する。

そして、安値を更新する場合、

つまり、上記チャートで、【C】のゾーンが来たら、

「勇気を持って、改めて、ドル/円を売る」。

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前回のコメント(11月27日木曜日の定期配信)で、以下のように述べた。

『「三角持ち合い(ウェッジ)」は、

時間の問題で、必ず、どちらかに放れます。

それも、この「三角持ち合い(ウェッジ)」は、

かなり煮詰まっていますから、近い将来に、放れる、と考えます。

断定はできませんが、今日明日なのか、あるいは今週中に、放れるのだろう、

と考えています。

(来週程度になる可能性も残っていますから、断定できない状態です)』

結果的に、コメントを配信した翌日(11月28日)に、想定通りに、

「三角持ち合い(ウェッジ)」を下に抜けた。

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「三角持ち合い(ウェッジ)」を下に抜けたのだから、

上述の通りの対応で良い、と考えるが、さらに、次の点にも言及しておこう。

[2008年12月03日]ドル/円(USD/JPY)[日足]

http://smatt.tonosama.jp/2008Dec03-2.html#USDJPY-Daily-2008Dec02

上記チャートで、

目先、【A】がサポートされて、リバウンド(反発上昇)がある場合、

レジスタンス・ライン(緑の右下がりの実線)の内側が、

再度、「ドル/円の売りのポイント」。

「三角持ち合い(ウェッジ)」を上に抜ける、【B】のゾーンは、

通常は、「ドル/円の買い」のポイントになる。

しかし、

大きなトレンドでのレジスタンス・ライン(青の右下がりの破線)が、

下りてきているので、

実際のところ、【B】のゾーンは、「ドル/円の売り場探し」と考える。

大きなトレンドでのレジスタンス・ライン(青の右下がりの破線)を

上に抜ける場合、

つまり、【D】のゾーンに来た時に、初めて「ドル/円の買い」になる。

しかし、与件の変化が無い限り、年内に【D】のゾーンは、想定していない。

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◎ユーロ/ドル(EUR/USD)
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[2008年12月03日]ユーロ/ドル(EUR/USD)[日足]

http://smatt.tonosama.jp/2008Dec03-2.html#EURUSD-Daily-2008Dec02-001


【A】=ボックスの下限;

目先、利食いの買い(買い戻し):ユーロ買いドル売り。

【B】=ボックスの上限;

目先、ニュー・ポジションを作るところ:ユーロ売りドル買い。

【B'】=レジスタンスの内側:

目先、ニュー・ポジションを作るところ:ユーロ売りドル買い。

【D】=レジスタンスを上に抜けたところ;

「ユーロ売りドル買い」を行っていた場合は、損切りの買い戻しを行うところ。

もう一段の上昇を考えて、「ユーロ買いドル売り」を敢行するところ。

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◎ユーロ/円(EUR/JPY)
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[2008年12月03日]ユーロ/円(EUR/JPY)[日足]

http://smatt.tonosama.jp/2008Dec03-2.html#EURJPY-Daily-2008Dec02


【A】=ボックスの下限;

目先、利食いの買い(買い戻し):ユーロ買い円売り。

【B】=ボックスの上限;

目先、ニュー・ポジションを作るところ:ユーロ売り円買い。

【B'】=レジスタンスの内側:

目先、ニュー・ポジションを作るところ:ユーロ売り円買い。

【D】=レジスタンスを上に抜けたところ;

「ユーロ売り円買い」を行っていた場合は、損切りの買い戻しを行うところ。

もう一段の上昇を考えて、「ユーロ買い円売り」を敢行するところ。

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(2008年12月03日東京時間10:30記述)

(2008年12月04日東京時間13:30再確認再送)

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以上、『松田哲の独断と偏見の為替相場(会員限定版)』をお送りしました。

本メールマガジンが皆さまの投資にお役に立てることをお祈りしております。

松田哲

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