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フォレックス・ディーラー物語
【松田哲の独断と偏見の為替相場(会員限定版)AUD】

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[2010年01月20日](Part1)(Vol.00001)

いつもご購読ありがとうございます。松田哲です。
『松田哲の独断と偏見の為替相場(会員限定版)AUD』をお送りします。

今回の配信は、水曜日の定期配信分【About AUD/USD】です。

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【豪ドル/米ドル(AUD/USD)】
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「豪ドル/米ドル」チャートに限らず、
チャートは月足→週足→日足のように、
長いものから見ていく習慣をつけましょう。

最初に全体を俯瞰して大局をつかむ習慣をつけてください。

「豪ドル/米ドル」の値動きも月足→週足→日足の順に見ていきます。

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●添付の「豪ドル/米ドル(AUD/USD)月足チャート」
(2010Jan20-AUDUSD-Monthly001)をご覧ください。


月足チャート(Mothnly001)で見ると、
豪ドル/米ドルは2001年から2002年にかけて大底をつけて反転、
2008年まで緑のサポートラインに沿って上昇を続けていたことがわかります。

2008年後半に大暴落したものの、
2009年は大暴落を帳消しにするような想定外のリバウンドを見せました。

通常はこうしたケースでサポートラインを抜けて上昇することはありません。

想定外のリバウンドの原動力となったのは、
米ドルを売って高金利通貨の豪ドルを買う
「ドルキャリートレード」の動きでしょう。

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●添付の「豪ドル/米ドル(AUD/USD)週足チャート」
(2010Jan20-AUDUSD-Weekly001)をご覧ください。


同じチャートを週足(Weekly001)で見てみます。

2008年までサポート・ライン【緑の破線】に沿って上昇し、
2008年7月に緑のサポート・ラインを割り込み、
レジスタンス・ライン【青い破線】に沿って急落。

2009年に入るとサポート・ライン【ピンクの破線】に沿って
急上昇したことがわかります。

そして2009年10月にサポート・ライン【ピンクの破線】を割り込みました。

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●添付の「豪ドル/米ドル(AUD/USD)日足チャート」
(2010Jan20-AUDUSD-Daily001)をご覧ください。


最後に日足(daily001)です。

週足のサポート・ライン【ピンクの破線】がここでは緑で描かれています。

このチャートを眺めていると、
2009年10月ごろからボックス相場を形成している印象を受けると思います。


そこで次の日足チャート(daily002)を見てみましょう。

●添付の「豪ドル/米ドル(AUD/USD)日足チャート」
(2010Jan20-AUDUSD-Daily002)をご覧ください。


安値0.8730アラウンドに【ピンクの水平線】、
高値0.9400アラウンドにも【ピンクの水平線】を引くと、
印象通りのボックス相場と判断しても良さそうです。


2009年12月にサポート・ライン【緑の破線】を割り込んだところは、
「売りのシグナル」です。

ここで「売り」の判断をした人は多いでしょう。

その判断は間違っていないと考えます。

「売りのシグナル」を発した後は急落しています。

しかし、結果的には、その急落の後で、反転急騰してしまい
「ストップ・ロス・オーダー(損切り注文)」がついたかもしれませんが……。

現状では「売り」のスタンスを継続して良いでしょう。

買い転換の判断は、
0.9400アラウンドの【ピンクの水平線】を、上に抜けてから、と考えます。

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(2010年01月20日東京時間14:50記述)




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フォレックス・ディーラー物語
【松田哲の独断と偏見の為替相場(会員限定版)AUD】

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[2010年01月20日](Part2)(Vol.00002)

いつもご購読ありがとうございます。松田哲です。
『松田哲の独断と偏見の為替相場(会員限定版)AUD』をお送りします。

今回の配信は、水曜日の定期配信分【About AUD/JPY】です。

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【豪ドル/円(AUD/JPY)】
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次は「豪ドル/円」の現状分析です。

こちらも月足→週足→日足の順に見ていきます。

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●添付の「豪ドル/円(AUD/JPY)月足チャート」
(2010Jan20-AUDJPY-Monthly001)をご覧ください。


月足チャート(Mothnly001)では2001年から2002年を始点にして、
サポート・ライン【緑の破線】に沿って上昇を始めたことがわかります。

55円近辺から107円近辺まで、およそ2倍の上昇でした。

2008年にサポート・ライン【緑の破線】を割り込んで大暴落。

通常は暴落が収まると安値保ち合い(ボックス相場)を形成するのですが、
「豪ドル/円」は短い期間で上昇に転じました。

米ドルを売って高金利の豪ドルを買う「ドルキャリートレード」の影響が
「豪ドル/円」にも及んだということです。

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●添付の「豪ドル/円(AUD/JPY)週足チャート」
(2010Jan20-AUDJPY-Weekly001)をご覧ください。


2008年の大暴落の前に、【ピンクの丸】で示したような3つの山をつくる
典型的なヘッド・アンド・ショルダーが現れています。

緑の水平線で107円の高値ライン、88円のネック・ラインを引くと、
ネック・ラインを中心として下側に69円のターゲット・ラインが引けます。

ところが今回はこの近辺で保ち合いにならずに、
サポートライン【青の破線(太線)】に沿って上昇してしまいました。

判断が難しいのは、
2009年末のサポート・ライン【青の破線(太線)】を割り込んだところ
の解釈です。

もしかしたら、【青の破線(細線)】が、
本当のサポート・ラインなのかもしれません。

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●添付の「豪ドル/円(AUD/JPY)日足チャート」
(2010Jan20-AUDJPY-Daily001)をご覧ください。


日足(daily001)は長め(318日)のチャートを使いました。

週足のサポート・ライン【青の破線】は、
日足では【緑の破線】に変わっています。

2009年末から2010年初めにかけて、
サポート・ライン【緑の破線(太線)】を割り込んでいることが
はっきりわかります。

しかし、この解釈ではなくて、
サポート・ライン【緑の破線(細線)】のほうが有効だという判断もできます。

どちらの解釈が正しいのかは、もうしばらく様子を見るしかありません。

また【ピンクの水平線】で示したように、
2009年後半から「ボックス相場」を形成していることがわかります。

仮に、76円あたりの【ピンクの水平線】を下に抜けても、
【青い水平線】で示したように、
70円近辺にラインを引くことができることから、
ボックス相場が継続されるという判断も成り立ちます。

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(2010年01月20日東京時間15:50記述)